こんにちは、ゆるふわ夫婦(@Yurufuwa_Fire)と申します。
私たち夫婦は、2年以内にFIRE達成をするため、日々奮闘中です。
今回はゆるふわ夫婦の投資失敗談と、そこから学んだことについて書こうと思います。

投資では色々と痛い目をみたよね・・



初心者の頃は、何も分かってなかったよね!
今はFIREという目標を達成するために、「インデックス&高配当株の長期投資」というスタイルを確立していますが、ここに至るまでには数々の失敗を経験しています。
投資に興味ある方はぜひこの記事読んで、参考にしていただければと思います。
- FIREしたい人
- 投資したいけど、勇気がない人
- 投資で失敗して落ち込んでいる人
- 投資初心者
数百万円の資金を寝かせておくのはもったいない


今から数年前の話です。
働き始めて何年か経ち、
夫婦の貯金で400万円くらい使う予定のないお金があることに気付きました。
それまではまともに資産運用をしたことがなく、「投資は危ない」という意識だったので貯金以外はしていませんでした。
せっかくなので色々と資産運用について調べてみることにしました。
・投資信託
・個別株投資
・高配当株投資
・株主優待投資
・不動産投資
・ワイン投資
・FX
・・・・・
などなど実に様々な投資があることを知りました。
ネットや本で各投資の内容を一通り理解して、まずやってみようと思ったのが
「個別株」
への投資です。
理由は、馴染みのある日本の有名企業の株を買うことで、その値上り益、配当金、株主優待などもらえるということで、自分達にも仕組みが理解しやすく、かつ証券会社で手軽に売買できてハードルが低そうだったからです。
個別株で儲かる方法を探す
さて、日本の個別株で儲けるために勉強しようと思い、
本屋で色々と個別株投資についての本を買って読み始めました。
実際、各投資手法に関する本を読んでいると、
どの手法でも稼げそうなことが書いてあってワクワクしてきました。
その中で特に興味をもったのが、日本株の個別株を短期売買で稼いでいく手法でした。
日本株個別株の短期売買で儲けようと思い・・・


具体的な手法として、チャート分析(ローソク足と呼ばれる毎日の株価の変化をみて売買を判断する方法)をして、明日から上がりそうな株を見つけて買い、その後数週間くらい以内で株価が上がったところで売って儲けよう、というものです。
★ やることは単純明快で、「安く買って高く売る」というものです。
しかし、その銘柄やタイミングが難しく、
「このチャートの形になったら買い」「このローソク足になったら売り」「基本的にはこのチャートの形は買いだけど、例外的にあのパターンは買ったらいけない」のような特殊なルールがありました。



そのルールを理解するのが非常に難しかったです。



毎日何時間もチャート図をみて、
勉強したよね・・!
とりあえず色んな会社のチャートを眺めてみて、
本に買いてあった「明日から上がりそうな株」を自分なりにみつけて買っていきました。
最初の頃は、買った株(常時10銘柄くらいは持っていました)を1週間から2週間くらいで1万円くらい利益が出るくらいまで上がったら売るというような形でやっていました。
中には買った後下落していく銘柄もいくつかありました。
でも、何となく上手くできているような感じはありましたので数ヶ月くらいこれを続けました。
米中貿易摩擦で崩壊


何となくゆるゆるやっていた短期投資でしたが転機がやってきました。
【米中貿易摩擦】です。
2018年の米中貿易摩擦により、連日株価は乱高下し多くの銘柄で株価が暴落しました(!)
ゆるふわ夫婦が持っていた銘柄もご多分にもれず暴落し、
一部買った時の半値になった銘柄は恐怖で売り、その他10銘柄残った株たちはなすすべなく放置・・・
そう、暴落した時の対処方法が全く分からなかったのです。
これで短期投資には懲りて、しばらく株から距離をおくことにしました。
短期投資の反省


そして1年くらい経ってから、冷静に過去の株式投資を反省して次に生かそうと思い、当時を振り返りました。
特に当時の感情を振り返り、どんな感情を元にどんな行動を取ったのか考えました。
①余剰資金を遊ばせておくのはもったいないので資産運用をしたい
②資産運用の中でも株式投資が身近で手軽にできそう
③株式投資の中でも個別株の短期投資が早く稼げそうなのでやってみよう
④チャート分析は難しく、理解が追いつかないが何となく上がりそうな株を買った
⑤日々の株価の変動が気になり、仕事中もスマホで何度も株価チェック
⑥株が上がって売る時のルールが曖昧だった
⑦株が暴落した時の対処方法を想定しておらず、混乱した
①〜⑦まで色々と当時を思い出しながら、反省しました。
特に反省すべきと思ったのは、
③株式投資の中でも個別株の短期投資が早く稼げそうなのでやってみよう
⑤日々の株価の変動が気になり、仕事中もスマホで何度も株価チェック
大いに反省すべきこと


③株式投資の中でも個別株の短期投資が早く稼げそうなのでやってみよう
「短期間で稼ぎたい」
これは人間の煩悩だと思いました。
世の中の多くの人が陥っていることではないでしょうか?
楽して稼ぎたい、早く稼いで金持ちになりたいといった気持ちは人を誤った行動を促し、失敗に終わってしまうということを身にしみて理解しました。
よく投資の世界では「短期投資は99%負ける」と言われて忠告されますが、
本を少し読んで「自分は知識をしっかり持っているので1%に入って成功するぜ!」
という人は後からみんな痛い目をみますね。
⑤日々の株価の変動が気になり、仕事中もスマホで何度も株価チェック
これは本当に気になって仕方がありませんでした。



自分が買った銘柄が上がっている時は良いですが、
下がっているのをみるのは心が苦しくなりました。
今考えると、上がっても下がっても気になって何度もスマホを確認するのは精神衛生上良くないし、何より時間の無駄ですね。
スマホの株価の画面を見たら株価が上がるのであればいいですが、そんなことは決してありません・・・・
そして、何よりも反省したことは、投資に目的がなかったことです。
何となく余剰資金を使って儲けられたらラッキー、くらいの気持ちでやっていたので自分の頭であまり考えることなく、その時の気分で買ったり売ったりしていたので、銘柄選定や売買のタイミングにも自分達なりのルールがありませんでした。
これでは正しい投資判断ができず、最終的に暴落して混乱してなすすべなしになってしまったのは当然の結果なのかもしれません。
やってみたことはよかった、次に生かせたから


これまで過去の投資の失敗と反省を書いてきましたが、実はこの失敗が無駄だったとは思っていません。
なぜなら、先程の反省を踏まえ、自分達が次にどのような行動/投資をすべきなのか考えるチャンスをくれたからです。
具体的には下記のようなことです。
・短期投資で稼ぐのはやっぱり難しい
・投資の目的を決めるべき
・リスク管理は怠ってはいけない
・投資についてもっとたくさん学ぶべき
・自分の頭で考えて納得できる行動をすべき
今では過去の失敗とそこから得た学びを元に、長期のインデックス投資と高配当株投資を実践しています。
今この投資スタイルを確立できたのは、
失敗を実際に経験して、
そこから感じた自分の感情や学びを整理し、
納得できる形にして成功してやろう!と本気で考えることができた結果です。



もしかしたら過去の短期投資の失敗がなかったら今頃は投資なんてやってないかも・・・
まとめ
今回は、投資の失敗から学んだこと(短期投資での失敗の教訓)について紹介しました。
私たち夫婦は過去に短期投資(日本の個別株投資)で失敗をして、沢山のことを学びました。
その失敗の反省点として、
- 短期間で儲けようと思ってしまった
- 日々の株価変動に精神を擦り減らしかつ時間を無駄にした
- 投資に目的/軸がなく、自分の頭で考えられなかった
短期投資をやったこと自体は失敗でしたが、
その失敗を冷静に反省して次に生かす(長期のインデックス投資/高配当株投資)ことができたので、
経験は無駄ではなかったと思っています。



何事も自分で経験して痛い目をみて、そこから本気で反省して考えて次の行動をしていくことが重要ですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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